小林幸子、ネット中傷問題への「訴え」に称賛 相手を“憎む”より怖いことは…
ネット上の誹謗中傷問題に言及した小林幸子さん。幸せとは、何かを得ることよりも“気付くこと”であるとも語ります。
歌手の小林幸子さんが、18日に自身のYouTubeチャンネル『小林幸子はYouTuBBA!!』を更新。
インターネット上の誹謗中傷問題について言及し、重みのある言葉に称賛の声が相次いでいます。
■ここ1年の誹謗中傷問題を振り返る
YouTube活動を始めて1年が経ち、インターネット上でも活躍の場を広げた小林さん。この日の動画では、ネット上での活動について回る“誹謗中傷問題”について、スタッフと話していくことに。
昨今では、SNSを使った“いじめ”も起きている点に触れられると、「昔なんかじゃ考えられないような、ありえないようないじめ、なんですよね」と小林さんは眉をひそめます。
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■少年革命家・ゆたぼん君について
続いて、最近気になったニュースとして、「少年革命家」ことユーチューバーのゆたぼん君への誹謗中傷問題を挙げ、「自分が思ったことを発信して、それで良いじゃんって思うんだけど」「責任がないことを書いてはいけません」と訴える小林さん。
ゆたぼん君が“不登校の自由”を主張していることに、映画監督の羽仁進さんと娘でエッセイストの羽仁未央さんのエピソードを紹介し、「単に学校に行かなくていいよ、っていうことを奨励しているわけじゃなくてね」「子供がこう生きたいって思っているなら、それを受け入れてあげる大人の社会でなきゃいけないのかなって、私は思う」と語ります。
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■愛の反対は憎しみではなく「無関心」
スタッフから、「発信する側が大切にすべきこと」は何かと問われると、「共感かなと思います」と小林さん。
「愛の反対は憎しみではない、無関心だ」というマザー・テレサの言葉を紹介し、「無関心じゃダメなのよ、戦争もそう、全てそう。どんな力があるかないかは別にしても、そっちに向かって何とかしようって気持ちがないと、これが一番怖いこと」とも話します。
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