「柔軟な考えかた」を手に入れるには? 偏見を捨てる3つの方法

無自覚の「偏見」。物事を柔軟に捉えるにはどうすればいいのでしょうか?

女性 考える
(Sushiman/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

心の中にある「偏見」。自分では気づかないうちに、考えが凝り固まっている可能性もゼロではありません。

物事をスッと受け入れられる「柔軟な人」になるには、どうすればいいのでしょうか? fumumu取材班が、頭を柔らかくする方法を聞いてきました。



①羨ましいのかも?

「人に対して『信じられない』『常識がない!』とイライラしたときって、実は相手に嫉妬している場合が多いと思いますよ。


『ずるい』『自分は我慢しているのに』と、日頃から無意識に感じているのかも。相手への嫉妬を認めるより、相手のせいにして怒るほうが楽ですからね。


普段から自分を押し殺している部分があるなら、そこに目を向けたほうが、苛立ちを解消できるんじゃないでしょうか」(30代・女性)



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②家庭環境はそれぞれ

「人それぞれ育った環境が違うことを理解していないと、相手のことを決めつけてしまうんじゃないかと思います。例えば『箸の使いかたが悪い人は、躾がされていない。家庭環境が悪い』とか、たまに聞きますけど…。


親と仲がいいけど、食事の時間は親の仕事で一緒にいなかったのかもしれないし。子供の頃から、細かい作業が苦手なだけかもしれないし。そもそも、箸の文化ではないところで育ったのかもしれないですよね。


『周囲の人は、自分と似た環境で育ってきたはず』と思い込むと、他人を傷つけるリスクが増えてしまう気がします」(20代・女性)



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③「もしかして」を探す

「満員電車で若い子が優先席に座っているときに、つい『若いんだから立ったらいいのに』と思ったことがあったんですけど…。


その子が電車から降りるときに、前に立っていた友達らしき子が『お腹大丈夫?』と心配そうにしていたんです。それを聞いて、体調不良で休んでいたのに、マナーがないと決めつけて悪いことしたな…と反省しました。


目の前にいる人は、もしかしたら困っているのかも、体調が悪いのかも、知らないだけなのかも…と、もしかして? を探すことで、自分の中の偏見を少しは拭えるように思います」(30代・女性)


「無自覚の偏見」は、多少は仕方のないことなのかもしれません。

自分の中の偏見を自覚することで、相手に対しての決めつけを意識的にセーブすることができそうです。

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(文/fumumu編集部・nana

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