約7割の人たちが「どういう意味?」と戸惑うビジネス用語 「はて…」
仕事をするなかで耳にすることがありますが、「どういう意味だろう」と思ったことのある人は少なくないようです。
ビジネスでよく使う言葉に「PDCA」があります。「Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)」の頭文字をとったワードで、これらのサイクルを繰り返し行うことで、継続的な業務の改善を促すことを目的とします。
しかし、社会人になったタイミングでは聞き慣れないもの。「どういう意味?」となった経験のある人は、どれぐらいいるのでしょうか?
■約7割が「PDCA」がよくわからない
fumumu編集部が10代~60代男女922名を対象に「ビジネス用語の『PDCA』を正しく理解していなかった時期がある」かを調査したところ、「正しく理解していなかった時期がある」と回答したのは、全体で71.6%ほど。
男女別では男性65.0%に対し、女性は77.3%と、女性のほうが12ポイントほど高い結果となりました。
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■30代男性「はて…?」
fumumu編集部の取材に対し、30代の男性は次のように話します。
「大学生の頃、某大手銀行が開催してた1日インターン的なのに参加したところ、他の大学の学生が『PDCAサイクル』ってずっと言ってたんです。でも自分はアホ学生だったので『はて? なんのリサイクルの話だろう…』と思って」。
「とはいえ、言ってるその人も大学生ですし、PDCAサイクルが実際なんなのか、どうやって回していくかはわかってなかったと思うんですけどね。え、今の自分ですか? そんなのわかるわけないでしょう(笑)」。
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■20代女性「ウソを教え込まれて…」
一方、20代の女性は次のように話します。
「大学生のときにインターンとかしてなかったんですよね。それで会社員になって『PDCAサイクルを…』って会議で誰かが言うものだから全然わからなくて、先輩に聞いたんです。そしたら『Plan(計画)→Delay(遅延)→Cancel(注視)→Apologize(謝罪)の略だよ』って。そう、ウソを教え込まれたんです」。
「数日後にそれがウソだと気づいたんですけど、結果的にそっちの意味のほうが正しかったことに気づきました(笑)」。
PDCAの指す意味がわかっても、実際にビジネスで回していくのは容易ではないようです。
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(文/fumumu編集部・柊青葉)