学校での“学力別クラス分け”望む声に… マツコが「大反対する理由」に称賛

「正しい形みたいなものがあるから、それができないことを“つまずき”って皆言う」とマツコさん。

マツコ・デラックス

5日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)に、タレントのマツコ・デラックスさんが出演。

小学校での学力別のクラス分けについての話題のなかで、教育とは何かを強く訴えかけた一幕が反響を呼んでいます。



■小学校で「学力別クラス分け」望む声

同日の放送では、子供を持つ親を対象に行われた調査において「小学校で学力別にクラスを分けてほしいと思う」という保護者からの声が多かったことを報じるニュース記事を紹介。

この問題に、株式トレーダーの若林史江さんは「断然クラス分けをしたほうが良い」とし、「ついていけない子たちに向けてフォローするクラスがないと、小学校でつまずいたら、中学・高校とずっとつまずくんですよ」と私見を述べました。



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■マツコ「つまずいていいじゃん」

すると、若林さんに「つまんない人間になったね、私は大反対。つまずいていいじゃん」とマツコさん。

「私が逆に思うのは、勉強でつまずいたときに勉強以外にやらなきゃいけないことを作ってあげるほうが、私は本来の姿だと思ってるの」「日本の大学受験なんてほぼ暗記じゃん。それのために、小学校から高校までずっと勉強するシステムを作るのって、つまんない人間ばっかり量産することにならない?」。

「皆が通り一辺倒な国語能力というものを持っていることが“平等”なのか。それが苦手な人だって、不得手な人だっているわけじゃない。元々それが能力として携わっていない人もいる。そういう人に対して、同じその能力を身につけさせることが本当の意味で教育って言うのかな」と指摘します。



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■そもそも“つまずく”って何なの?

続いて、「あとさ、“つまずき”ってなあにって思うんだよね。何かこう、正しい形みたいなものがあるから、それができないことを“つまずき”って皆言うじゃん」とマツコさん。

「それができないことが果たして人間として劣っていることなのかっていう根本的な考え、価値観を変えないと、日本って結局こういうことになるんだと思う」とも話し、「(学力別で)クラス分けなんてしちゃったら塾と一緒じゃん。それって教育の意味ある? 皆塾行かせればいいじゃん」と指摘します。

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