アプ活で出会ったイケメン香港人を弄ぶ!? “オトナの女”を演じることにハマる

マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

婚活ダイアリー アイキャチ

リアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 女芸人小出真保の婚活ダイアリー』。

マッチングアプリでいう”カジュアルな関係”とは”カラダ目的”のこと。難しいチャレンジ「カジュアルな関係からの真剣交際」を成し遂げようとしていたはずなのに「カジュアル」にただハマっている恐ろしい展開となっている私。

次は外国人にしようとマッチングアプリBを開き、香港人とマッチング。ルックスは「2割綾野剛」の彼とすぐに会うことになりました。

この彼ともカジュアルしちゃう? ハッキリ言って、私、ただのビッチじゃない?

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■笑いのセンスありまくり香港人

マッチングアプリって本当に最高。だって今、私は渋谷のスターバックスで181センチの「2割綾野剛」の香港人とデートしてるもん♡ ヨーロッパの血も入っているという彼は、とても清潔感もあるし、おしゃれな雰囲気。これだよね、これこれ。マッチングアプリでしか味わえない異世界…刺激…この瞬間、もう結婚への焦りとか、どうでもよくなる。

そんなことを考えていると、彼から「ぶっちゃけマッチングアプリってどう? 変な人とかも多くない?」と切り出してきました。「プロフィールとかさ、笑っちゃうのとかあるよ」。

どうやら冷静にマッチングアプリを見ているようで、楽しい人だなと思い、色々と聞きたくなりました。

「ハイブランドの紙袋をあえて写真に映したり、デートは割り勘ありえませんみたいな女の子とか」「この前なんか、マッチングしたら、即、ここのお店行きたいですって送ってきたお店が1人5万とかするの、俺、笑ったもんね」。

女性の登録者を見ることはできないので話が新鮮でしたし、明るく小ネタのように話してくる彼への好感度は上がっていました。



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■”カジュアル男”にも可能性が…

そして彼からの質問「ところで、仕事何してるの?」。どうしても避けては通れない、仕事の話。この彼なら…自分が芸人だとむしろ言っていい気がする。

私「芸人なの」


2割綾野剛「えっ、芸人? すごいじゃん! どんなことしてるの?」


私「ものまねが多いんだ」


2割綾野剛「えー、じゃあさ、さっきのネタにしてよ。マッチングアプリにいる女のものまね、港区女子」


彼、芝居に入りました。


「『私、身長180センチ超えてないと無理なんですよー、私が165なんでぇーまじ自分より小さい人とか無理でー。あとぉー、大学どこですか? マーチ以上ですか? 私、上智なんでぇ、マーチ以上じゃないと無理なんですよぉー、ちなみに、年収は?1000万以上じゃないと無理なんですよー、車もってます? もってないと無理なんですよー、てか、CHANELのカフェ行きたい♡』 これこれ! ものまねしてよー!」


なんとネタまでくれた! この2割綾野剛香港人、笑いのセンスがあるというか、人間観察力がある! 最高じゃないか! 「ウケると思うよ、俺は、笑うよ」と、彼。なんだか私とすごく気が合いそう。

てことは…この後、私、カジュアルしちゃうの? とりあえず、私は、質問しました。「マッチングアプリは何でやってるんですか? 私はちゃんと相手を探してて」。

「ちゃんとって?」「真剣交際からの結婚に至る人」「えー、そんなことあるのかなぁ?」…やはりその反応なのね。真剣交際っていうと、カジュアル男たちは、急にごまかしだす。

でも、どうやら聞いていると、マッチングアプリで彼女はできたことはあるという彼。すぐ別れてしまったみたいだが、ちゃんと付き合ったりすることもやっぱりあるんだと、ここで”カジュアル男”にも可能性が見えました。

すると、彼は、すごくフランクな感じで「まぁ、俺とは遊ばない?」と言いました。そこだけ急に外国人になりました。

最近、ビッチすぎる私。こんな短期間でまた別の男性とホテルに行って大丈夫なのだろうか。あの違和感と痛みをまた経験すると思うと…今回は、ホテルはやめておこう。

しかし…ここでまた「こんなことができるのは独身のうちだけ」という言葉が降りてきて、「何もしないのは、もったいない」というスケベな心まで出ていました。



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■設定は海外ドラマ

そうだ、今日はときめこう。ドキドキしよう。並んで歩くだけでも、ときめくことができる。やっぱりマッチングアプリさまのおかげでしょう。そして彼に「とりあえず、歩こう」と言い歩き出しました。

すると、彼、ちょっとボディタッチをしてきて、手を繋いでくる…。ドキドキが止まりません。このときめきです。私は、ホテルに入らずに、じゃあ、どうしようか、と頭の中で脚本を練り始めました。

外国人なので、私も海外ドラマの設定にしようと、大好きな『セックス・アンド・ザ・シティ』に出演しているということにしました。

誰もいない渋谷の細い道にきました。外は真っ暗。ちょっと彼を見つめてみました。彼、見つめ返してきました。そして、2人は…。ここから、海外ドラマ的な展開をしました。まぁ、Aをしたというだけなんですけどね(Aって古いですよね、昭和生まれなので)。つまり、キスだけしました。背が高いので背伸びをしながら。

そしてあのセリフ…「今日、楽しかった♪会ってくれてありがとう」。”オトナの女”、決まった…。

2割綾野剛香港人はというと、ポカーン。え、ホテル行かないの? という顔をしていました。

私は、この女優を演じることにハマっていて、こんなに男性を弄んでいつかバチが当たるんじゃないか…と少し思いましたが、もう止められませんでした。



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■宿敵、再登場

帰り道「何だか最近、絶好調で楽しい♪」そう思っていました。ふと、その時に頭によぎったのは私の宿敵・婚活アドバイザー。今の私になんて言うんだろう。

家に着いてから、久しぶりに当時流行っていた、clubhouse「小出真保のマッチングアプリ報告会」をやってみました。すると、きたきた! 婚活アドバイザー。

私の最近の三部作。6割小栗旬7割成田凌、そして今回の2割綾野剛香港人の話をしました。すると、婚活アドバイザーにこう言われました。

「だって、まほさん、結婚したくないんですもんね」。あぁ、また、私をブレさすことを言う! 楽しかったのに、カジュアル楽しいのに、なんか、またザワザワしてくる。

すると、婚活アドバイザー、意外なことも言ってきたのです。「遊びながら、本命探すっていうのは? 難しいかもしれないですけど」。

遊ぶことは否定しませんでした。私は「カジュアルな関係から真剣交際をしたいんです」と改めて伝えると、「それは、難しい。いや、無理」と一蹴。そして意外なことも言われました。

「結婚相談所に登録しませんか?」。それ、本気のやつですよね。そんなのに登録したら、だって、もう、結婚しなきゃいけないじゃん…。あれ? やっぱりまだ結婚したくないんじゃないか? もう、またわからなくなるから、婚活アドバイザーとは関わらない方がいいかも…。と、私はすぐに揺れ出すのです。

そして、気になってしまうのです。「遊びながら、本命探す?」気になるとなんだかんだすぐに試したくなるのが私の性格。

次回、結婚相談所、登録してしまうのか?! そして、カジュアルも当然やり続ける?! 本業のお笑いそっちのけで、もうマッチングアプリしかやってない私。大丈夫か? 乞うご期待♪

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(文/fumumu編集部・こいで まほ

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