オフィスビルのエレベーターでは、そこまで仲良くない人や、顔を知っている程度の関係性の人と一緒になることがあります。
そのとき、会話に困っている人は少なくないようです。
■約4割に「エレベーターでの会話に困る」経験
fumumu編集部が10代~60代男女931名を対象に「そこまで親しくない人とエレベーターに乗り合わせて、会話に困ったことがある」かを尋ねたところ、「会話に困ったことがある」と回答したのは、全体で39.0%。
男女別では男性35.0%に対し、女性は40.4%と、女性のほうが5ポイントほど高い結果となりました。
女性のほうがコミュニケーションに対して敏感だからこそ、苦手意識も強くなるのでしょうか。
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■20代女性「しんどいですよね…」
fumumu編集部の取材に対し、20代の女性は次のように話します。
「私はフリーライターの仕事をしているのですが、現場によっては初対面だったり、そんなに話したことのないカメラマンさんとエレベーターで移動することもあるんです。また次の現場で会うかもしれないので『これも仕事のうち』って思って会話するんですけど、まあそれがしんどいんですよね…」。
「取材相手だと質問案とか作っていくし、私も仕事用のキャラになってるので全然平気だったりするんですが、公私のちょうど中間みたいなときは一番厄介です」。
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■30代男性「苦手なものは苦手」
一方、30代の男性は次のように話します。
「僕が勤めてる会社はビルの結構上のほうにあるので、エレベーターを乗り継がないといけないんです。だから自然と同じ会社の人とエレベーターで一緒になるんですけど、顔見知り程度だと話すことないんですよね」。
「同じ部署の人だとさすがに空気読んで話そうとはしますけど、違う部署の人だと気づかないフリ。大人としてどうなのかなって思いはしますけど、苦手なものは苦手だから仕方ないですよね。まあでも、2人きりとかだと無視するわけにもいかないんですけども」。
普段はなかなか近い距離にならない人とも、距離が近くなるのがエレベーター。そういう意味でも悩む人もいるようですね。
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(文/fumumu編集部・柊青葉)