喫煙者による迷惑行為の代表格といえば、歩きタバコ。 自治体によっては路上喫煙禁止条例があり、違反してたばこを吸うとペナルティとして金銭の支払いを命じられることがあるにも関わらず、 指定された喫煙所で吸っていない人も見られます。
しかし、実際に歩きタバコを目撃して注意できるかというと難しいのも事実。その結果、少なくない人がある対策で凌いでいることが分かりました。
■約6割が「歩きタバコを追い抜いた経験」
fumumu編集部が10代~60代男女1,000名を対象に「歩きタバコしている人に前を歩かれると臭いので、追い抜いたことがある」かを調査したところ、「追い抜いたことがある」と回答したのは、全体で58.2%。
男女別では男性52.4%に対し、女性は62.6%と、女性のほうが10ポイントほど高い結果となりました。
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■20代女性「だって臭いんだもん…」
fumumu編集部の取材に対し、20代の女性は次のように話します。
「自分は父が喫煙者で、昔からずっとタバコが傍にあったんですが、大嫌いでした。ニオイがとにかく臭いし、一緒にいるとこっちにニオイが移るし、歯もヤニで汚れて不潔だし…だから、歩きタバコも許せないタイプです」。
注意しようにも、近頃は物騒な事件も多いことから「ただ早足で追い抜いて、タバコの煙を避けるだけですね」と話していました。
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■30代男性「なんでこっちが配慮するんだ」
一方、30代の男性は次のように話します。
「タバコの煙って結構その場にとどまるもので、20メートルぐらい前を歩いてる人の煙とか普通に臭うんですよね。一本道だとその人の後ろを歩かざるを得ないから、追い抜かさないとずっと臭いまま。嫌煙家としては、追い抜くしかないんです」。
「でも、それだけだと損してる気持ちがあるというか、なんでこっちが配慮するんだって感じなので、通り過ぎるときは『ゲホゲホ!』ってこれ見よがしに咳き込むようにしています。まあ向こうは一切気にしてないんでしょうけどね」。
喫煙者がマナーを守らない結果、非喫煙者がひっそりと配慮を重ねる…そんな構図は、じつはあちこちであるのかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・柊青葉)