約8割が問題視する、加熱式タバコ愛好家の行動 「普通に迷惑ですね…」
「電子タバコだからOK」ではありません。多くの人が迷惑していることが改めて分かりました。
数年前に比べて、グッと増えた印象のある加熱式タバコ。たばこ葉を燃焼させずに加熱して使用するタバコのことを指し、従来のタバコと比べてニオイが少ない特徴があります。
しかし、比較的新しい製品ということも影響してか、マナー違反をしてしまう愛好家もいるようです。
■約8割が「加熱式タバコでも歩きタバコ」
fumumu編集部が10代~60代男女1000名を対象に「火が出ない加熱式でも、歩きながら吸うのは『歩きタバコ』に該当すると思う」かを調査したところ、「歩きタバコに該当すると思う」と回答したのは、全体で79.1%。
男女別では男性73.5%に対し、女性は83.3%と、女性のほうが10ポイントほど高い結果となりました。
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■20代女性「普通に迷惑」
fumumu編集部の取材に対し、20代の女性は次のように話します。
「最寄り駅には、比較的大きな喫煙所があるのですが、中には『家に帰りながら吸いたい』という人もいるんでしょうね。歩きタバコしながら帰宅してると思しき、サラリーマンを夜に見かけます」。
「でも周りからしたらそんな事情は関係ないし、臭いし、危ないし…まあ加熱式タバコになると危ないことはないかもですが、それでも臭いから普通に迷惑なんですよね」。
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■30代男性「喫煙者のイメージ下げる」
一方、30代の男性は次のように話します。
「自分は数年前に紙タバコから加熱式タバコに変えたひとりですが、喫煙者からしても加熱式タバコはニオイがかなり控えめだと思います。でも、だからといって歩きタバコしていいとはなりませんよね、タバコの火を他の人に当ててしまう可能性はないかもしれないけど、タバコはタバコなわけで」。
「自分としては、そういうマナー違反をする人が、喫煙者全体のイメージを下げちゃうんだろうなあと思います」。
タバコを吸う人にとっても、吸わない人にとってもデメリットのある歩きタバコという行為。火を使わない電子タバコだとしても、喫煙所で吸うのがマナーと言えるでしょう。
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(文/fumumu編集部・柊青葉)