数年前に比べて、グッと増えた印象のある加熱式タバコ。たばこ葉を燃焼させずに加熱して使用するタバコのことを指し、従来のタバコと比べてニオイが少ない特徴があります。
しかし、「ニオイが少ない」という特徴が悪く作用してか、中にはとんでもないマナー違反をしてしまう愛好家もいるようです。
■禁煙の場所で加熱式タバコを吸う人
fumumu編集部が10代~60代男女1000名を対象に「禁煙の場所で、加熱式タバコを隠れて吸っている人を見たことがある」かを調査したところ、「見たことがある」と回答したのは、全体で32.2%。
男女別では男性38.5%に対し、女性は27.4%と、男性のほうが11ポイントほど高い結果となりました。
女性に比べて喫煙率の高いこともあり、この手の「隠れ喫煙」に敏感なのでしょうか。
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■30代男性「トイレで吸われてしまい…」
fumumu編集部の取材に対し、30代の男性は次のように話します。
「自分の家は近隣住民への配慮から、ベランダでの喫煙禁止なんです。ある日、友人が遊びに来たんですが、加熱式タバコをトイレで吸ったようで……」。
「最近、喫煙所はどんどん少なくなってるし、住宅街だともっと少ないのはわかるんですが、でも『吸っていい?』と尋ねることもなく、トイレで勝手に吸うのは違うよなと思いましたよね」。
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■20代女性「マジであり得ない」
一方、別の20代の女性は次のように話します。
「昔の派遣先でどうしようもない中年おじさん社員がいたんです。ある日、ランチからオフィスに戻ったところ、その人がデスクの下に頭をツッコんでいたんですね。『なにか落としたのかな』と思ったんですが、加熱式タバコのニオイがして。その人、デスクの下で隠れて吸ってたんです。いやまあ、ニオイがするので全然隠れられてないんですけどね。マジあり得ないなあと思いましたよね…」。
たしかに従来型の紙タバコと比較すればニオイは少ないものの、加熱式タバコ特有のニオイがすることも事実。非喫煙者の中には、「むしろ加熱式のほうが苦手」という人もいるでしょう。愛煙家全体のイメージが悪くならないよう、一人ひとりのマナーが問われますね。
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(文/fumumu編集部・柊青葉)