怪しいから無視する人も多数　約8割が街中で声をかけられた「相手」とは

「友達との待ち合わせに遅れそうだったので、早足で移動していたんです。すると知らない男性が、『すみません』と声をかけてきて…。ナンパだと思った私は、無視して行こうしたんです。

しかしその男性は、諦めずについてきます。『しつこいな』と思っていると、その人は『靴紐がほどけていますよ』と教えてくれたんです。

親切な人に対して、ナンパだと思った自分に恥ずかしくなりましたね」（20代・女性）

「信号待ちをしていると、後ろから声をかけてきた人がいました。手書の地図を見せてきて、『ここって、どう行けばいいですか？』と聞かれたんです。しかし私は、その周辺の土地勘があまりありません。

ただがんばって地図を見ながら、一生懸命考えてみたんです。二人で悩んでいると、見ていた他の人が助けてくれました。地図アプリがある時代に、道を聞かれるのは貴重な経験かもしれませんね」（20代・女性）

「家に帰るために歩いていたら、酔っ払ったおじさんが話しかけてきました。普段であれば無視して去るのですが、なぜかそのときは立ち止まってしまって…。

しかもそのおじさんの話が、知的な感じでなかなかおもしろかったんです。しかもそこからなにか誘ってくるでもなく、少し話すとおじさんから離れていきました。

どんな人かわからないので、本当は無視しておくのが正しかったのかもしれませんが…」（20代・女性）