駅や商業施設、オフィスビルなどで見かけるエレベーター。キャリーケースの運搬などには便利なものの、多くの人が集う以上、マナーや思いやりが問われることも。
たとえば、エレベーターを降りる際に誰も『開ボタン』を押してくれず、ヒヤッとした経験がある人は少なくないのではないでしょうか。
■3人に1人が「エレベーターでヒヤッ」
fumumu編集部が10代~60代男女931名を対象に「エレベーターを降りる時に誰も『開ボタン』を押してくれず、ヒヤッとした経験がある」かを調査したところ、「ヒヤッとした経験がある」と回答したのは、全体で35.9%ほど。
男女別では男性31.8%に対し、女性は39.1%と、女性のほうが7ポイントほど高い結果となりました。
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■30代男性「百貨店で…」
fumumu編集部の取材に対し、30代の男性は次のように話します。
「百貨店ってエスカレーターで上のほうまで行くと時間がかかるじゃないですか。なので僕はエスカレーターを利用することが多いんですけど、話に夢中で他の人が降りることに無頓着な人って結構いるんですよね」。
「そして、そういう人がボタンの近くにいると厄介。『開ボタン押しといてもらえますか』と言うのも時間がかかるしってことで頑張って降りようとするんですけど、思いのほかドアが早く閉まると挟まれて……嫌な体験ですよね」。
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■20代女性「キャリーケースが挟まれて…」
一方、20代の女性は次のように話します。
「私ではないですが、新幹線の駅でキャリーケースがエレベーターに挟まれたことがあります。中2階みたいなところで降りたんですが、他の人が通路を空けてくれなくて時間がかかってしまったのが原因です」。
「キャリーケースが挟まれたので怪我とかはなかったですけど、『誰も開ボタンを押してくれなかったんだ』って思うと、心は痛くなりましたよね…」。
挟まれた経験のある人も、挟まれそうになった人も、心が痛くなるよう。公共の場だからこそ、周囲に思いやりを持って行動したいものですね。
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(文/fumumu編集部・柊青葉)