15日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)では、「スマホ認知症」を特集。
ツイッターでトレンドに上がるほど、注目が集まっています。
■「スマホ認知症」はもの忘れの原因に
スマホ認知症とは「過度なスマホ使用で脳に膨大な情報が入り続け、情報処理が追い付かず、脳の過労によって、認知症と似た症状を起こす状態」のこと。
脳に入力された情報は、脳の中の前頭葉で取捨選択され、整理・整頓され、そのなかから、必要なときに必要な情報を取り出します。
これが、スマホ認知症になると、脳に入力される情報が多くなり、情報を処理しきれずに脳内が〝ごみ屋敷〟状態に。整理・整頓されていないので、必要な情報を取り出すことができず、もの忘れの原因になるのだそう。
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■「『スマホ認知症』が増えている」
おくむらメモリークリニック理事長の奥村先生によると、スマホが普及してから30~50代の患者が急増。「スマホの過度な使用が原因で、認知症のような症状が起こる『スマホ認知症』が増えている」といいます。
文字、写真、動画、SNSなど、何げなく見ているだけでどんどん脳に情報が送られるスマホ。簡単に持ち運べるので、移動中やトイレ、風呂などどこでも見ることができて、情報過多な状態が起こりやすいのだそう。
これまで多くの「スマホ認知症」の患者を診てきた奥村先生によると、「長時間のスマホ利用が脳に及ぼす影響は、暴飲暴食が体に与えるダメージと同じ。脳に対する健康意識も高めてほしい。スマホを使うこと自体が問題ではなく、『だらだら』『ながら』使用が良くない」といいます。
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■「スマホ認知症」のチェックリスト
番組内で紹介された「スマホ認知症」のチェックリストは以下の6項目です。
・情報に乗り遅れるのが怖い
・布団の中でもスマホを操作
・着信音が空耳で聞こえる
・仕事や家事の効率が悪い
・うっかりミスが増えた
・会話や約束を忘れ、焦ることがある
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■様々な意見が
放送後、SNSでは「私じゃん」「当てはまりすぎて怖い」「ヤバいなー」といった声が続々。
一方で「スマホ依存症じゃね? それ」「これスマホ関連以外の項目、他の○○認知症(その他病例・障害等)と言っても好きな様に当て嵌めることが出来るような……」などの意見も見られます。
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(文/fumumu編集部・丸井 ねこ)