年齢を重ねたからこそ得たものとは？　「昔より生きやすい」と感じた瞬間

「10代〜20代の頃は、自分にとってなにが大切なのかわからなかったので、優先順位を間違えて後悔することも多かったです。体調が悪いのに無理して仕事をしてさらに具合が悪くなったり、人に貢献してばかりで自分の時間がなくなってしまったり…。

なにを優先して、なにを断るべきか、まだまだ迷う時期だったから。30代に入ってから、やっと自分の大切なものを優先できるようになってきました。

守りたいものがハッキリしてきたから、自分の言動に自信も出てきたし。昔より今のほうが、生活におけるストレスが少ないように思いますね」（30代・女性）

「私の場合は、歳を重ねたことで、昔より恋愛の場にいなくてもいい気がして…。それがとても楽です。

それまでは、人との交流の場にいるだけで、なんとなくジャッジされている感覚があったんですよね。恋愛に発展させるべき相手か、向こうに勝手に判断されているような。

年齢が上がってきたことで、昔よりもガツガツした雰囲気がなくなって、純粋に人と人として関われている感じがします」（30代・女性）

「昔より今のほうが、人間関係の悩みが減りました。若いときは人に嫌われるのが怖くて、周りの顔色ばかり伺っていた気がします。

だんだんと『すべての人に好かれるのは無理だ』とわかってきて、自分にも苦手なタイプがあると気づいて…。『居心地のいい人たちと積極的に関わればいいんだよな』と、やっと思えるようになったんですよね。

人付き合いでトラブルになったこともあったけど、だからこそ『この人とは深く関わらないほうがよさそう』と、直感も働くようになりました」（40代・女性）