考えたらゾッとする… 約7割の人が「やばい歯ブラシ」を使い続けていると判明
「歯ブラシを買い替えるタイミング」について聞いてみました! 寿命は思ったよりも短いようです…。
■専門家が解説する「歯ブラシの交換時期」
道前さんによると、歯ブラシは「1ヶ月に1回の交換を推奨しております。1ヶ月経っていなくてもヘッドの部分の毛が外に広がるとキレイに磨くことができないため、交換する必要があります」とのこと。
また、歯ブラシは「毛が密集しているという環境上、細菌が繁殖しやすいです。月に1度、歯ブラシを変える日を決めて、定期的に新しいものに変える」と良いそうです。
細菌が繁殖している歯ブラシを使い続けていると考えると、ゾッとしてしまいます…。
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■ヘッドの大きさや硬さ、どれを選べば良い?
現在、様々なタイプの歯ブラシが販売されていますが、実際のところどんなものを選べば良いのでしょうか。道前さんによると、ヘッドの大きさは「ヘッドが大きいと、1回のストロークで広範囲を磨くことができるので、高齢者など歯ブラシを細かく動かすことが苦手なかたにはおすすめです。ただ、細かい部分を磨くことが難しいため、歯並びが複雑であったり、お口が小さかったりすると、磨き残しが多くなってしまう可能性があります」。
「逆にヘッドが小さいと小回りが効くので、細かいところまで磨くことができます。歯並びが複雑であったり、女性などお口が小さいかたは磨きやすいかと思います。ただヘッドが小さい分、1ストロークで磨ける範囲が狭くなり、歯磨きに時間がかかってしまうことろが難点です」。
また、毛の硬さについては、「基本的には『ふつう』の硬さで十分プラークは除去できます」といいます。
■最もキレイに磨けるヘッドの形は…
最もキレイに磨くことができるヘッドの形について、道前さんは「正直、口腔内は千差万別なのでその人によって、綺麗に磨けるヘッドの形というのは変わってきます」とした上で、「私がお勧めするのは、ヘッドの先が少し丸みを帯びていて、ヘッド中心部分よりも細くなっており、中心部分は1cm弱の太さ、ヘッドの長さは2cmぐらいと長すぎないもの」とのこと。
「ヘッドの先が少し丸みを帯びていることで、奥歯を磨く時に痛みを感じにくい上、少し細くなっていることで細かい部分を磨く、つま先磨きもしやすいです。太さが1cm弱で長さも2cmほどであれば、嘔吐反射も出にくく、奥まで効率よく綺麗に磨けます」。
次に新しい歯ブラシを選ぶときは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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(取材・文/fumumu編集部・丸井 ねこ 取材協力/株式会社ToothTooth所属、歯科衛生士・道前さん)- 1
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