多くの人が狭い空間に集う電車内は、マナーが問われる場面が多々あります。
しかし、時に注意しにくい迷惑行為も。例えば「電車内で、荷物を自分の膝ではなく隣に置く行為」に、イラッとした経験はありませんか?
■約7割が「イラッとしたことがある」
fumumu編集部が全国10代~60代男女1,000名を対象に「電車内での過ごしかた」に関する調査を実施したところ、全体で66.8%の人が「電車内で、荷物を自分の膝ではなく隣に置く人にイラッとしたことがある」と回答。
男女別では男性62.6%、女性69.9%と、女性のほうが7ポイントほど高いことも判明しました。
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■30代男性「マジでやめてほしい…」
fumumu編集部の取材に対し、30代男性は次のように答えました。
「荷物を膝の上に置かずに、隣の席に置く人、いますよね。そしてあれ、マジでやめてほしいですよね…その荷物が占領してなければ、もう1人座れるのにって思いますもん」。
「一度、友人がまさにこの行動をしたことがあって、もちろん注意したんですけど、『いやでも、足に置いたら重いし』って言われて…。今後の付き合いかたを考えてしまいました」。
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■20代女性「注意していいのか…」
一方で、このように話す20代女性も。
「混んでるときに、自分の隣に荷物を置くのはどう考えてもよくないと思うんですけど、『もしかすると、この人は電車がまだすいてる時に置いたのかもしれない』と思うと、注意していいのか…ってなっちゃうんですよね」。
「そういう人に限ってスマホに夢中だったり、コクリコクリしてたりするし…もし私が同じことをしてたら言ってほしいですけど、受け取りかたは人それぞれだし、逆ギレされたら怖いし、難しいですよね」。
老若男女が乗り合う電車では、足腰に不安を抱えている人もいます。そういう人には、優先座席でなくても席を譲るべきでしょう。そんなふうに考えると、膝の上ではなく隣に荷物を置いて座席を占領する行為は、やはり控えるべきでしょう。
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(文/fumumu編集部・柊青葉)