エスカレーターで立ってただけなのに… 約3割が経験した「恥ずかしい」体験
東日本と西日本で異なるエスカレーターでの習慣。それゆえ恥ずかしい思いをする人も…。
東日本と西日本では、さまざまな慣習が異ります。たとえば、エスカレーターは東日本では「左側に並んで立つ」のに対し、西日本では「右側に並んで立つ」など。
このため、旅行などでふとした場面で恥ずかしい思いをしたことがある人は少なくないようです。
■約3割が「エスカレーター左右間違え」経験アリ
fumumu編集部が全国10代~60代男女1,000名を対象に「エスカレーター」に関する調査を実施したところ、全体で30.1%の人が「エスカレーターで左右並ぶ側を間違えて恥ずかしい思いをした経験がある」と回答。
男女別では男性26.5%に対し、女性32.9%と、女性のほうが6ポイントほど高い数値となりました。
女性のほうが間違えた割合が高いというよりも、間違えたときに男性よりも恥ずかしいと思う人が多いのかもしれません。
関連記事:エスカレーターで約6割がヒヤッとしている迷惑行為 「なんでそんなことすんの…」
■20代男性「あれ地味に恥ずかしい…」
fumumu編集部の取材に対し、都内在住の20代男性は次のように話します。
「自分は東京出身で、お盆や年末年始には関西の大学から帰省するんです。で、その度に『あれ、右だっけ? 左だっけ?』って迷ってしまう。あれ地味に恥ずかしいんですよね…」。
「しかも、帰省して東京で間違えるだけならまだしも、そこでリセットされたのか、関西でも左右を間違えてしまうんですよ。珍しいことではないと思うんですが、エスカレーターの上で左右を行ったり来たりするときは赤面しそうになりますね」。
関連記事:リュックに駆け込み乗車… 電車内や駅で気になる他人のルール違反
■30代女性「言ってくれればいいのに…」
また、別の30代女性は次のように話します。
「私は大阪生まれの大阪育ちなんですが、仕事で時々東京に出張に行くことがあるんです。普段は前に立ってる人に倣う形で、気をつけながらエスカレーターに乗っているんですけど、その日は疲れてて、なんとなく地下鉄の上りエスカレーターに乗ってしまって……」。
「そしたら私の後に列ができていたんです。私が塞いでしまったんですけど、そういうとき、東京の人ってあんま指摘してくれないんですよね。でも、下のほうで明らかに苛立ってる人もいたりして…こちらとしては『言ってくれればいいのに!』って思っちゃいますよね」。
なお、現在では安全のためエスカレーターの歩行禁止が呼びかけられています。安全な利用を心がけましょう。
・合わせて読みたい→リュックに駆け込み乗車… 電車内や駅で気になる他人のルール違反
(文/fumumu編集部・柊青葉)