没後25年 『プリンセス・ダイアナ』のドキュメンタリー映画が公開
36歳でこの世を去ったダイアナ元妃。そのありのままの姿を綴るドキュメンタリー映画が9月30日公開。
■「メディア」と「個人」の関係は
9月30日公開の『プリンセス・ダイアナ』は、従来のドキュメンタリー作品に見られるような、インタビュー映像や回顧的分析などは全く含まれていません。
その手法を取ることで、「我々自身にもカメラを向けながら、自分と有名人という関係性、ひいてはこの悲劇の物語に加担してしまった私たち自身への難問として投げかけることができればと願っています」とエド・パーキンズ監督は語ります。
ダイアナ元妃の死から25年、SNSの発展によって、「メディア」と「個人」の関係は、ますます複雑な様相を呈してきました。直接手を下すことはなくても、尊い「個人の命」をも奪いかねない「メディア」との関わりを、私たち一人一人が真剣に考えるべき時期になったのではないでしょうか?
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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ)- 1
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