没後25年 『プリンセス・ダイアナ』のドキュメンタリー映画が公開
36歳でこの世を去ったダイアナ元妃。そのありのままの姿を綴るドキュメンタリー映画が9月30日公開。
1997年8月31日、その命を落としてから25年たったいまもなお、人々の心に生き続けるダイアナ元妃。
その半生を、ナレーションやテロップによる解説や分析を一切付け加えず、厳選した映像のみで紡ぐドキュメンタリー映画『プリンセス・ダイアナ』が9月30日から公開になります。
なぜいまダイアナ元妃の死に向き合うのか? 本作を通して、現代に生きる私たちの姿を読み取ってみましょう。
■ダイアナ元妃とは?
今年2022年9月8日、イギリス連邦王国国王として即位したチャールズ3世。現在の妻は2005年に再婚したカミラ王妃ですが、最初の妻ダイアナ元妃とは、1981年に結婚。
ウィリアム王子、ヘンリー王子の2人の子どもに恵まれましたが、1996年8月28日に、正式に離婚しています。
その原因として、ダイアナ元妃との結婚当初から、カミラ夫人とチャールズ3世は不倫関係にあったことなど、様々なスキャンダルが飛び交いました。
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■自動車事故で命を落とした元妃
ところが、ダイアナ元妃は、離婚した翌年の1997年8月31日、パリで当時の交際相手とされたドディ・アルファイドと共に乗った自動車で事故に遭い、命を落としてしまいます。
事故の原因は、運転手のスピードの出しすぎと飲酒運転によるとされていますが、ダイアナ元妃を追いかけてきたパパラッチから逃げるために、運転手は猛スピードを出したとも。事実、殺人罪などの容疑で逮捕されたパパラッチもいたのです。
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