「生理を、ひめごとにしない。」 “リアル”なCMに「全人類見たほうがいい」と反響
「日本民間放送連盟賞」のCM部門で最優秀賞に選ばれたのは…生理をテーマにしたCMです。
■生理の“リアル”が評価
CMの映像には、生理中でもいつもと変わらず立って働く百貨店の従業員の姿、流産を経験し生理の大切さを実感した母親の言葉、社内の男性がはじめて生理用品を手にする様子、はじめて生理用品を購入する夫、男性プロデューサーが“生理痛シミュレーター”で痛みを体験する場面など、リアルな映像が流れます。
今回、東海テレビが制作した作品は「インクルーシブに生理を考え、語り合う。解決に向けた提案がある前向きな作品で、生理に対する社会の理解を促進させた」と、「日本民間放送連盟賞」のCM部門で高く評価され、最優秀賞に選ばれました。
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■視聴者から大きな反響
このCMを視聴した人は「みんなこのCMは見るべき…! なぜか生理はタブー視されているし女性同士でも分かり合えないこともあります」「男だけど、このCM見て生理痛シミュレーターは経験してみたい…いや、全男子経験しなくてはいけないと思った」「生々しい体験談のほか、生理用品を旦那さんが嫁さんの指示で買いに行く巻も。私個人としてはとても勉強になりました」「女性自身も『生理は隠すもの』っていうバイアスがかかってしまっているのが現状。男女ともにトイレットペーパーを買うくらいの軽い感覚で生理用品に触れられる社会を創出したい」「全人類見たほうがいい」と、多くの反響が寄せられています。
タブーな話題ではない。ひめごとではない。「理解してほしい」ではなく、「知ってほしい」というメッセージに考えさせられた人も多いようです。
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(文/fumumu編集部・長谷川 瞳)- 1
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