トム・ホランド『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年):「イケメン」作品のススメ
アンダー40俳優「イケメン」のススメ:トム・ホランド。驚異の身体能力がリアルなヒーローに。
■ニューヨークを飛び回る体感
そのホランドの柔軟性が最も発揮されているのが、やはり『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)でしょう。同作は、ホランド版スパイダーマンがメインとなった記念すべき第1作目。
アメリカ、ニューヨークに住む高校生ピーター・パーカーが、放射能を浴びたクモに噛まれ、「スパイダーマン」となっていくプロセスを初々しく演じています。
イギリス出身のホランドが、アメリカ英語を話す姿も新鮮ですが、注目すべきはアクション。ほとんどのスタントを自分でこなすそうですが、画面上を軽々と飛び回る「スパイダーマン」は、まさに蜘蛛そのもの。
カメラワークも、ニューヨークの街を駆け巡る「スパイダーマン目線」で撮影されている箇所が多いので、爽快なアトラクション気分を味わいたい時にもおすすめです。
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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ)- 1
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