脳死判定を受けた夫、“臓器摘出手術”直前に足が動き… 「死亡していない」と診断

子供の動画を流したことで、事態は急展開を迎えることに…。

■脳死判定が覆る

それは、今まさに臓器摘出チームがライアンさんを手術室へ連れ出すために、部屋の外に待機しているというギリギリのタイミングでの発覚でした。メーガンさんは看護師らに「今すぐ、すべてを中止して」と伝えました。

直ちにライアンさんのCT検査が行われると、脳活動の兆候が。非常に稀なケースのため、外部から専門家を招いて再度検証が行われたところ、脳死判定は誤りで「ライアンさんは死亡していない」という診断が下ったのです。

 


「神が夫を残すことに決めた」

依然としてライアンさんは深い昏睡状態にあり、厳しい状況は続いています。しかし、心拍数の向上が見られるなど希望もみえているため、新たな受け入れ先の病院が決まりました。

メーガンさんは、「医師らは夫は死んだと、今この時間に葬儀社にいるものと思っていたようですが、神様が夫を残すことを決めたようです」と語り、転院を待っているそうです。

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(文/fumumu編集部・原田 パラン

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