田中圭と“鳴けない犬”の絆を描く映画『ハウ』  犬好きが観た結果…

犬好き待望の『ハウ』が8月19日公開。田中圭さん演じる青年と、「ワン!」ではなく「ハウ!」としか鳴けない犬の繋がりを映し出す。


「ハウ」
(©2022「ハウ」製作委員会)

「ワン!」ではなく「ハウ!」としか鳴けない犬と、田中圭さん扮する気弱な青年の結びつきを活写する映画『ハウ』が、19日から公開。

犬好きとして一足先に拝見しましたが、この白い大型犬「ハウ」は、見るだけで心躍るかわいさ! 犬好きの方にはもちろん、心温まるドラマに感動したい方にもおすすめの理由をお伝えします!



■「ハウ」としか鳴けない理由

「ハウ」
(©2022「ハウ」製作委員会)

19日公開の『ハウ』は、田中圭さん演じる市役所職員・赤西民夫が婚約者にフラれるところからスタート。

個人的に田中さんは、赤西のような「人のいい不器用な役」で真骨頂を発揮すると思っているので、オープニングから期待が高まります。

その後、赤西は上司のすすめで、保護犬を飼うことに。犬は、ある理由から、「ワン!」と鳴けず「ハウ!」というかすれた声しか出せない状態になっていました。



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■798㎞の距離を超えて

「ハウ」
(©2022「ハウ」製作委員会)

そんな犬を赤西は「ハウ」と名付け、お互いは絆を深めていきます。

注目は、この「ハウ」を演じている犬、ベックくん。田中圭さんに負けず劣らずの名演技で、とにかく表情がものすごく豊か。白い大型犬というだけで癒されますが、あのもふもふ感に加え、細部にわたる表現の細かさに思わず見入ってしまいます。

ところが、ある日突然、ハウは赤西の前から姿を消してしまいます。

赤西はハウを探すものの、やがて亡くなったと思うように。ところがハウは、偶然運ばれてしまった青森で生きていたのです。

その遠く離れた青森から、赤西のいる横浜まで、ハウは798㎞の道のりを目指すのですが…?

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