乙武洋匡氏、「AV新法」が偏見を基盤に感じると疑問 署名サイトを応援
今年6月に可決され、大きな話題を呼んでいる「AV新法」。乙武さんが疑問を投げかけています。
19日、作家の乙武洋匡さんが、自身のツイッターを更新。
今年6月に可決され、大きな話題を呼んでいる「AV新法」について、疑問を投げかけています。
■ 「AV新法」 成立による実害
アダルトビデオ(AV)への出演被害を防止するため、作品が公開されてから1年以内なら、性別・年齢に関係なく出演者は違約金なしで契約解除、販売・配信の停止ができる「AV新法」。
しかし、この法律の成立によって現在AV業界では出演者を減らし、リスクヘッジをおこなう流れに。その結果、仕事を失う女優が続出しているのだそう。
ある女優は「7月決まってたAVの撮影が全部中止…AV新法で女優が守られるどころか仕事が無くなって現役の女優たちが苦しむ構図って誰得なん。。」と嘆きの声をツイートしました。
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■乙武、AV新法に疑問
乙武さんは「私が『五体不満足』を書いたり、それ以来、ずっと活動を続けてきた原動力は、『障害者はかわいそう』という人々の意識を変えていきたいとの思いでした」と心情を吐露。
そして「だからこそ、『AVに出演している女性はかわいそう』という偏見が基盤に感じられる #AV新法 には疑問を抱いています」とその問題性について言及しました。
乙武さんは著書のなかで「障害は不便です。だけど、不幸ではありません」「感動は求めません。参考にしてほしいのです」と綴っています。
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