千鳥ノブが治療した「椎骨動脈解離」 約10人に1人が発症する身近な病気だった

千鳥ノブさんが右椎骨動脈解離に治療のため療養中 『ポップUP!』で専門家が約10人に1人がなる病気だと解説して驚きの声。

千鳥・ノブ

お笑いコンビ「千鳥」のノブさんが3日、右椎骨動脈解離に治療のため入院したことを公表し、6日にはツイッターで退院を報告しています。

情報番組『ポップUP!』では8日、専門家を招いて椎骨動脈解離について紹介。身近な病気であることも伝えました。

【写真】千鳥ノブさんはツイッターで退院報告


■右椎骨動脈解離と診断され即入院

吉本興業の公式サイトによると、ノブさんは、7月27日に首の痛みを感じ、その後も痛みが引かないため8月2日に検査をした結果、首の骨の中にある椎骨動脈の血管が裂ける『右椎骨動脈解離』と診断され、そのまま入院することになったとのこと。

3日の時点では数日後に退院できる見込みであるものの、「1ヵ月程度の安静が必要」と公表されていました。8日にはノブさん本人が「退院しました!」とツイートし、お見舞いの声が集まっていました。


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■「突然の激しい頭痛」に襲われる

医学解説によると、動脈解離とは「動脈の壁は内側から内膜、中膜、外膜の三層構造をしており、このうち一番内側の内膜に傷がついて、そこから血管の壁の中に血液が入り込み、血管が裂けていく」状態とのこと。

さらに椎骨動脈解離については、「首から脳に血液を送っている動脈は、首の前側にある頚動脈、首の骨の中にある椎骨動脈と2対あり、椎骨動脈が解離すると突然の激しい頭痛を起こす」とも記されています。

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