トム・ハンクス『幸せへのまわり道』(2019年):「イケオジ」作品のススメ
オーバー40男優「イケオジ」のススメ:トム・ハンクス。「名優」になるための努力。
年を重ねるごとに、ますますかっこよくなるイケてるおじさま、「イケオジ」出演のおすすめ作をご紹介する本企画。
今回は、『エルヴィス』の公開を記念して、オースティン・バトラー演じるタイトルロール、ロックスターのエルヴィス・プレスリーのマネージャー、トム・パーカー役で出演しているトム・ハンクスです!
■「大佐」と呼ばれた男
現在公開中の『エルヴィス』は、1950年代に活躍した大スター、エルヴィス・プレスリーの半生を描いた作品。
その中で、トム・ハンクス演じるエルヴィスのマネージャー、トム・パーカーは、「大佐」と称された実在の人物で、その手腕が「やり手」なのか「悪徳」なのか、判断がわかれるところですが、いずれにせよ、「大スター・エルヴィス・プレスリー」は、このパーカーなくしては存在しなかったともいわれています。
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■ハズレなしの名優
こうした実在の人物をはじめ、どんな役柄もこなし、出演作品にまずハズレがないのが、1956年7月9日、アメリカ生まれの俳優トム・ハンクスの真骨頂。
デビュー当時に出演していた映画は、コメディが多く、こちらも名作ぞろいですが、1994年、95年と連続してアカデミー賞主演男優賞に輝いて以来、名優としての地位を確立したといえるでしょう。
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