イーサン・ホーク『ビフォア・サンセット』(2004年):「イケオジ」作品のススメ

オーバー40男優「イケオジ」のススメ:イーサン・ホーク。豊かな文章力とマルチな才能


■『日が沈む前』の作家

イーサン・ホーク
(引用:IMDb.com, Inc)

そんなホークが自身の文才を生かし、共同脚本を手がけた『ビフォア・サンセット』(2004年)が一番のおすすめ。

同作は、1995年の『恋人までの距離』の続編で、旅で出会ったアメリカ人青年ジェシーと、フランス人女性セリーヌ(ジュリー・デルピー)の、9年後の姿を描くラブストーリーです。

ホークはジェシー役を続投していますが、『恋人までの距離』『ビフォア・サンセット』と、脚本にも続けて参加。特に『ビフォア・サンセット』で、共に脚本を手がけたリチャード・リンクレイター監督、ジュリー・デルピーと3名で、第77回アカデミー賞脚色賞にノミネートされています。

実はジェシーは作家になるキャラクターで、まさにホークにはぴったり。7月1日公開の『ブラック・フォン』では、悪役に扮しているホークですが、本作では、本来ホークの持つさわやかさが存分に発揮されているといっていいでしょう。

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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ

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