シャープ、家庭でできる“エアコン節電方法”を公開 電力ひっ迫注意報対策
「電力需給ひっ迫注意報」発令により求められる節電。シャープがエアコンの「家庭でできる家電方法」を紹介し、注目を集めています。
猛暑を受けて27日、政府は冷房使用による電力不足の恐れがあるとして「電力需給ひっ迫注意報」を発令。これにより、家庭でもできる範囲での節電が求められることに。
そんななか、家電メーカーのシャープが家庭でできる“エアコン節電方法”を紹介し、注目を集めています。
■運転方法を工夫
家庭で最も節電効果が高いとされるエアコン。シャープによると、運転方法やちょっとした工夫で節電できるのだそう。
エアコンは、冷えすぎないように温度設定をしたり、おやすみタイマー設定を活用することが大事らしく「設定温度を1℃高めにすると、約10%の電気代が節約できる」といいます。
そして、エアコンの消し忘れを防ぐためにタイマーを活用して、「必要な時間だけ運転する」ことも大切なのだとか。
また、エアコンを自動で省エネ運転してくれる「おすすめエコ自動運転」の機能がある場合は、積極的に活用するのも重要といいます。
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■風向や連続運転で節電
他には、風向調節を上手に活用することも節電につながるといい、冷たい空気は下に集まるため、冷房時は風向きを「斜め上向き」に設定するのが良いのだそう。
また、エアコンは、電源を入れて部屋の空気を冷やし始めるときに最も多い電力を使用するため、「頻繁に入/切をくり返すと、そのまま連続運転していた場合よりも、かえって節電にならない」ことがあるといいます。そのため、頻繁にオン・オフをくり返すのはかえってNGだといいます。
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