サンドラ・ブロック『トゥー・ウィークス・ノーティス』(2002年):「イケジョ」作品のススメ

イケてる女優「イケジョ」のススメ:サンドラ・ブロック。ユーモア抜群のコメディエンヌ


■抜群のユーモアセンス

(引用:IMDb.com, Inc)

ラジー賞と称される同賞は、アカデミー賞と反対に「最低」が選ばれる不名誉なもの。当然、ラジー賞を受賞した俳優のほとんどは、授賞式に出席しませんが、なんとサンドラは「ラジー賞主演女優賞受賞者」として、堂々と顔を見せたのです。

そのユーモアセンス抜群の素顔どおり、サンドラにはコメディ作品が似合うといっていいでしょう。



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■ラブコメの王様との相性

(引用:IMDb.com, Inc)

6月24日公開の『ザ・ロストシティ』では、南の島に誘拐されてしまう小説家に扮し、チャニング・テイタム演じるモデルのアランと島からの脱出をはかろうと奮闘するコミカルな姿を見せています。

こうしたコミカルな演技はサンドラの十八番ですが、特に一番相性がいいように思える相手は、個人的にはヒュー・グラントです。「ラブコメの王様」として名を馳せたグラントと引き起こす化学反応は、まさに秀逸!

それが実現しているのが、2002年の『トゥー・ウィークス・ノーティス』。グラント演じる不動産会社のCEOと、サンドラ扮する正義感の強い弁護士の関係が次第に変化していく様を、ニューヨークを舞台に描き、思わずクスッとさせられる大人のラブコメディとして、1番のおすすめです。

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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ

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