クリス・ヘムズワース『ゴーストバスターズ』(2016年):「イケメン」作品のススメ
アンダー40俳優「イケメン」のススメ:クリス・ヘムズワース。残念にも完璧にもなれる神様
■残念なイケメンになると
映画『スパイダーヘッド』でのヘムズワース演じるアブネスティは、自分のルックスがいいのを自覚しており、そのおかげで得をすることが多かったと示唆する場面が登場。
ですが、ヘムズワースの「完璧」なルックスに反し、中身が頓珍漢な「残念なイケメン」と化した青年ケヴィンに扮している『ゴーストバスターズ』(2016年)は、必見です。
あの「完璧」な肉体と精神を持つ「ソー」=「神様」が、「完璧」なルックスを逆手に取り、とぼけたことばかりしでかすギャップに、爆笑必至。ほぼヘムズワースのアドリブだったそうですが、親孝行で子煩悩なヘムズワースの温かい人柄が垣間見える演技に、思わず心がなごむでしょう。
・合わせて読みたい→おうちで映画三昧:「イケオジ」作品のススメ ⑥ライアン・レイノルズ
(文/fumumu編集部・尾藤 もあ)- 1
- 2