クリス・ヘムズワース『ゴーストバスターズ』(2016年):「イケメン」作品のススメ
アンダー40俳優「イケメン」のススメ:クリス・ヘムズワース。残念にも完璧にもなれる神様
年を重ねるごとに、ますますかっこよくなるイケてるおじさま「イケオジ」になるのが確実の、イケメン俳優出演のおすすめ作をご紹介する本企画。
今回は、『スパイダーヘッド』の6月17日公開を記念して、同作の舞台となる「スパイダーヘッド刑務所」の管理者、スティーヴ・アブネスティ役を演じるクリス・ヘムズワースです!
■「強大な神様」のイメージ
1983年8月11日、オーストラリア生まれのクリス・ヘムズワースは、マーベルコミックのスーパーヒーロー、「ソー」役でおなじみ。
「ソー」は北欧神話に登場する神様をモデルにしたキャラクターですが、2011年の実写版『マイティ・ソー(原題:Thor)』で、190㎝のヘムズワースが扮したソーは、まさに「強大(mighty)な神様」としてぴったりでした。
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■肉体派による天才管理人が
そうした意味で、肉体派なイメージのヘムズワースですが、6月17日公開の映画『スパイダーヘッド』では、刑務所の天才管理人という頭脳派を怪演。人当たりがよさそうに見えるものの、実はとんでもない秘密を抱えている難役をこなしています。
同作は、名誉あるイギリスの文学賞、ブッカー賞受賞者のジョージ・ソーンダーズによるSF小説が原作。近未来の「スパイダーヘッド刑務所」で行われる治験をめぐり、管理人と被験者である囚人の攻防が展開します。
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