■クレカを持ちすぎて面倒になった人も
一方で、30代の女性はこんなエピソードを明かしてくれました。
「店のレジで店員さんから『今、契約すれば2,000円分のポイントがつきますよ』と言われて、契約したことがありました。でも、普段使いではすでに別のクレカがあったので、使うときと言えば、その店で食料品を買うときぐらい。
家計の管理をしやすいようにキャッシュレスにしてるはずなのに、クレカが増えて逆に管理しにくくなったし、『失効する前にポイントを使わなきゃ』という気持ちが強くなって、無理やり買ったこともあった。結局、そのカードは解約することになりました」
たしかに、クレカを多く持ちすぎるのは、人によってはストレスにもなりうるものですよね。
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■クレカもポイントも、ご利用は計画的に
ポイントの失効は、他人事ではありません。
「交換.jp」を提供するプレミア・クロスバリューが、全国の大学生から70代の1,236人を対象に行なった調査によると、クレカでは約3人に1人、マイレージサービスではおよそ半数の人がポイントやマイルの失効を経験していることが判明したそう。
失効額は合計でおよそ1,389億円相当と、巨額のポイント・マイルが失われているようです。
こうなってくると、どれほどの人がポイントシステムを有効活用できているか疑問なところ。クレカもポイントも、ご利用は計画的にいきたいものですね。
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(文/fumumu編集部・柊青葉)- 1
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