4年ぶりにトム・クルーズ来日! 『トップガン マーヴェリック』は「前のめりで見て」

トム・クルーズが4年ぶりに来日!『トップガン マーヴェリック』の魅力をたっぷり語ってくれました!

■撮影もこだわりまくり

ジェリー・ブラッカイマー

『トップガン』の続編を作る…そのことは36年間ずっと意識していたそうで、「やるとしたらどんなアプローチを撮ればいいか、空撮のやり方、仕組みをいろいろ考えていた」と明かします。実際、今作の迫力ある映像は、すべてリアル。ブルースクリーン(合成)は使っていないんだとか!

ジェリー氏は「トムが3ヶ月のプログラムを作って、俳優たちはプロペラ機、曲芸飛行、ジェットとGに耐える訓練をした。撮影中は7~8Gを耐えなくてはいけないから。最初の作品(『トップガン』)でも飛行機に乗せたが、耐えられたのはトムだけ。他は吐くか失神していた」と振り返ります…過酷。


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■何度も何度も撮影…

トム・クルーズ

「朝早くから起きて、飛ぶ前に2時間ブリーフィング。俳優たちはパイロットたちと飛ぶわけだが、飛んでいる間は映像が見られない。降りてきたら一緒に(撮影した映像を)見て、ディスカッションし、これは正しいものじゃないって判断になると、トムが説明し直して、もう1回俳優たちがパイロットたちと一緒に飛ぶ」繰り返しだったと話すジェリー氏。

トムも笑いながら「撮影して、再撮影をして…全員が努力した結果、この作品を作ることができた。かなりの時間がかかるが、スタジオは理解してくれない。なぜなら私がフィルムを渡さないので、何をしているか見えないから(笑)。『なぜこの手法、このやり方なのか』とスタジオから言われてしまい…。小さくまとめた、いくつかの空撮のシーンを編集したものをスクリーンで見てもらったら、『Oh my god.OK!』って」と振り返ります。


■前のめりで見て欲しい!

トム・クルーズ

「『トップガン』が第1章なら、これは第2章。同じトーンの作品群ではあるけれども、全く異なる」と説明し、「続編をとても多くの方が望まれていた分、失望させたくない思いがあったので、この作品を作ることは容易な選択ではなかった」と、36年の思いを明かすトム。

本来の公開予定より新型コロナウイルスの影響で2年伸びたそうで「みなさんに作品を見て、笑顔を浮かべてもらいたい。生き生きとした気持ちになってほしい」といい、「劇場で座席に座る時、端っこだけ座って(前のめりで見て)欲しい!」と呼びかけていました。

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(取材・文/fumumu編集部・たつきあつこ

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