映画『オードリー・ヘプバーン』から探る、自分にとっての「幸せ」とは

5月6日公開! オードリー・ヘプバーンの真の姿を追うドキュメンタリー映画に見る「幸せ」の形

■世界がひとつになるには

『オードリー・ヘプバーン』
(©2020 Salon Audrey Limited. ALL RIGHTS RESERVED.)

本作の中でオードリーは、「人道とは人を幸福にすること。苦しみから救うこと」だと語っています。それは本来、政治の仕事であるものの、そうではない現実から、「政治を人道的に変えたい。世界がひとつになるのが夢」だと望んでいました。

はたしてオードリーの夢は、かなったかどうかは難しいところですが、いずれにせよオードリーの生涯は、惜しみなく愛を注ぐことに捧げられたといっていいでしょう。その行為が、おそらくオードリー自身の過去の悲しみを癒し、生きていく糧になっていたのは間違いありません。

世界中から愛され、愛することに人生を懸けたオードリー。栄光と名声に隠された素顔から、自分にとっての本当の「幸せ」とは何か、探るヒントが隠れているはずです。

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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ

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