10代の頃から結婚願望のある女性なら、「婚期を逃したくない」と、学校卒業早々に入籍する人も少なくないでしょう。しかし、新入社員で結婚・出産をした場合、思わぬ代償を払うこともあるそうです。
fumumu取材班が、経験者の女性に話を聞いてみました。
①キャリア
「妊娠がキッカケで、入社後すぐに結婚を決めた私。産休や育休が充実している会社だったので、安心して休職できると思っていたのですが…。
新入社員研修を受けられないことが仇となり、やんわり退社を勧められました」(20代・女性)
新入社員の間は、仕事の一環として研修などがあるケースもあります。
妊娠・出産となると、一定の期間は休まなくてはいけなくなってしまうので、あらかじめ内容などは確認しておいた方が安心でしょう。
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②友達
「大学の友達はほぼ新卒で入社し、みんなバリバリ仕事をしています。そんな中、ひと足先に結婚し、子どもも授かった私は幸せ絶頂のはずたったんですが…。
いざ育休に入ると、平日の昼間に遊べる同期は皆無で、毎日時間を持て余してしまって。出産後、子育てを始めると話も全く合わなくなってしまい…結果、昔からの友達とは疎遠になってしまいました」(20代・女性)
新しくママ友はできるかもしれませんが、学生時代の友人とはまた違ってきますよね。
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③自由
「当たり前のことかもしれませんが、子どもが生まれてから、自分の時間がなかなか作れなくなりました。家事と育児に追われ、毎日忙しい日々を過ごしています。
そんな中、ふとした空き時間に仕事に遊びに充実している同期のSNSを見ると…羨ましくて仕方がありません」(20代・女性)
「隣の芝生は青く見える」だけなのかもしれませんが…同期だからこそ、自分と重ねて合わせて比較してしまうのかもしれませんね。
結婚は、タイミングも大事でしょう。また、「妊娠・出産は若いうちにしていた方が母子ともに身体への負担が少ない」という説もあります。
しかし、新入社員での結婚や出産にデメリットを感じている人がいることも覚えておきたいですね。
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(文/fumumu編集部・志都)