「あの人は嫌い、あの人は苦手」と、周りに対しての不満で自分自身が疲れていませんか? 他人へのイライラで自分がぐったりするのは、なんだか悔しいですよね。
苦手な人への感情で自分が疲弊しない方法を、fumumu取材班が聞いてきました。
①「苦手」のままでいい
「苦手な人の存在で疲れてしまう人は、自分の苦手意識を悪いものだと考えているんじゃないでしょうか。人への苦手意識を許せない人って、子どものときから『いい子』として育った人が多い気がします。
『クラスのみんなと仲よくしましょう』『お友達にはいつも優しくしましょう』の子ども時代の教えを、大人になっても守ろうとしている感じ。でも、そもそも子ども時代だって、クラス全員と仲よくするなんて難しいじゃないですか。縁もゆかりもない子どもが集められているだけなのに、そこから『友達100人できるかな』なんて無理ですよね。
苦手な人がいても、それは自然なことだと思います。苦手なら苦手でOK! と割り切ったほうが、余計な罪悪感を持たずに過ごせるんじゃないでしょうか」(30代・女性)
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②自分を許す
「相手の苦手な部分が、自分の嫌いな部分である可能性もあると思いますよ。自分では『人に媚びるところが嫌い』と相手に思っているつもりでも、実は同じように人の顔色をうかがう自分への怒りかもしれないですよね。もしくはその逆で、人に媚を売れない自分の不器用さに腹を立てていることも。
人への怒りは、自分の内面に深く関係していることが多いから。他人への怒りで振り回されそうになったときは、自分自身と向き合う時間を作ったほうがいいと思います。
自分の感じている欠点や短所を自覚して、そこを自分で許すことができたら、自分と似ている他人にイライラすることも少なくなりますよ」(20代・女性)
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