ひろゆき氏「年金をもらいながら働くというのは悪」 若者を圧迫する現状に苦言
高齢者の労働・仕事について語ったひろゆきさん。生活保護について「それが当たり前になればいい」との願いも伝えました。
YouTubeチャンネル『日経テレ東大学』が3日、動画を公開。
先日、公開された前編では、元2ちゃんねる管理人で実業家の西村博之(以下ひろゆき)さんが、労働組合会長の言葉にブチギレましたが、今回は「労働・仕事」について議論を展開。
“年金をもらっている高齢者が働くこと”についても言及しました。
■日本人=“働く”ということに過剰な信仰?
半熟仮想株式会社代表でイェール大学助教授の成田悠輔さんと、ひろゆきさんがパーソナリティを務めるチャンネル内のコーナー「Re:Hack」。3日に更新された動画は、日本労働組合総連合会会長の神津里季生さんをゲストに迎えた後編。
成田さんは「“働く”ということに対する、過剰な信仰があるために、もう働かなくて済むようになった人も働き続けるし、しなくていい人たちも競争し続けているという傾向があるような気がしている」と、現在の日本人にとっての“労働・仕事”について言及。
また、それによって本当に働かなくてはいけない人たちが追い詰められていることも説明し、「働かなくていいと思える世の中をつくる」ことの重要性を伝えました。
【動画】後編はおだやかなひろゆきさん。でも最後の言葉に神津会長は苦笑
関連記事:ひろゆき氏、若者感染率増を考察 「通勤して、社内の密室で会議して…」
■ひろゆき「若者を圧迫しているというのは悪である」
これに、ひろゆきさんは「高齢者が働いている率って、日本は突出して高い気がする」とコメント。「時給が800円でも『年金があるからお小遣い程度で働きます』という人がいると、それで食っていこう、借金を返そうと思っている人も、800円で働かざるを得ない」と、時給を下げる要因になっているのでは…との意見を述べます。
さらに「さっさと生活保護をとってくれた方が社会のためにいい。年金をもらいながら働く…みたいなことをやって、若者を圧迫しているというのは悪である、という価値観を植え付けたほうがいい。それは誰かの職を奪っていますよ」と持論を展開しました。