ひろゆき氏、労働組合会長にブチギレ 「組合がこの問題を解決することはない」

労働組合会長と議論する中、会長の返答や言葉にひろゆきさんは怒りあらわに…。

ひろゆき
(画像は『日経テレ東大学』より)

YouTubeチャンネル『日経テレ東大学』が26日、「【緊急SP!ひろゆきvs連合会長】」とのタイトルで動画を更新。

日本労働組合総連合会会長の神津里季生さんをゲストに迎え、議論を繰り広げました。考えさせられる内容に多くの反響が寄せられています。



■組合の機能・あり方を質問

半熟仮想株式会社代表でイェール大学助教授の成田悠輔さんと、元2ちゃんねる管理人で実業家の西村博之(以下ひろゆき)さんがパーソナリティを務めるチャンネル内のコーナー「Re:Hack」。

ひろゆきさんは「組合に所属している人って、正社員のほうが多い。収入的にもつらい状況なのは、非正規雇用の人たちだと思うんですけど、非正規雇用のセーフティネットとしては、組合は機能してないじゃないですか?」と、“弱者のための組織”のはずが、そうなっていないことを指摘。

また成田さんは「その人たちを含めるような形で、労働組合のあり方自体を変えるってことはできないんですか?」と問いかけます。

これらの質問に神津会長は「圧倒的に非正規の方々は、労働組合という機能を持っていない。これは非常に大きな問題だと思っている」と語り、“労働組合のあり方自体を変える”ことについて「本来はできるんですよ」「それを、どうやってやったらいいのかっていうのが、我々がもがいているところ」と述べました。

【動画】ひろゆきのブチギレから緊迫した空気が続く…



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■「それを防ぐ手段ってないですよね?」

神津会長の「本来は、できる」の言葉に、ひろゆきさんは「できます? 非正規雇用は、会社側が『組合に入る奴はいらねーよ』って、簡単に切れるじゃないですか」「無理な気がするんですけど」と疑問。

「労働組合は2人以上いれば、つくることができる」と説明する神津会長に、ひろゆきさんは「2人の非正規雇用が『俺たちで組合、作ろうぜ』って作った瞬間、経営者側は『めんどくせぇから、コイツら契約更新させないようにしようぜ』って言ったら、そこでその会社とは赤の他人。それを防ぐ手段ってないですよね?」と月単位・年単位で契約している者の場合は、組合に入ったところで“会社をよりよい環境に”にすることは難しいのでは? との意見を投げかけました。

続きを読む ■会長の言葉にブチギレ

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