「やばい」「すごい」で終わらせない 言葉の引き出しを増やす方法
「言葉」を豊富に持っていたほうが、自分の気持ちを正しく伝えられそうですよ。
「やばい」「すごい」などの言葉は、気持ちを簡易的に伝えるには有効です。親しい間柄なら、それらの言葉だけで会話が成立する場合もあるでしょう。
ただ、すぐに口に出せる言葉だけに頼り続けていると、いざというときに気持ちを伝える術を見失ってしまうかもしれません。
言葉を駆使して気持ちを伝えたいときのために、fumumu取材班が言葉の引き出しを増やす方法を聞いてきました。
①理由を考える
「友達同士なら『やばい』『すご、むり~』だけで意思の疎通ができるけど、初対面の相手やビジネスの場だとそうもいかないですからね。いざというときにスマートに会話ができるように、感情が高ぶった理由を考える癖をつけておくのがいいと思います。
やばいと感じたなら、どうしてやばいのか? なにがやばいと思ったのか? を考えるんです。誰かの服を見て『やばいほどかわいい』と思ったなら、どうしてかわいいのか? 相手に似合っているから? それとも自分の好みの服だから? と深掘りしていくといいですよ。
自分の中で理由を探せるようになったら、それを言葉にすればいいだけです。『その服、とても似合っています。すてきです』って。『やばいですね』だけ言うよりは、自分の気持ちをしっかり伝えられるんじゃないでしょうか」(20代・女性)
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②本やブログを読む
「自分の中に言葉がないなら、外から吸収するしかないですよ。本や映画を見聞きしたり、人が書いたブログを読んだり。
文章を書く仕事をしている友達は、『本の中でいいなと感じた言い回しが合ったら、そこにマーカーを引いている』と言っていました。
人が考えた言葉を自分の中に入れていくことで、少しずつそれが自分のものになりますから。言葉の使い方が上手な人を参考にして、最初は真似から始めるのもアリだと思います」(30代・女性)