吉木りさ「死にたいと思うことも何度もあった」 中学時代のいじめを告白

吉木りささんは、中学時代にいじめを受けていたことを告白。自身の経験を振り返りながら、苦しんでいる人へメッセージを送りました。


■救いになった場は…

吉木さんにとって救いとなったひとりは、学校でのつらい出来事も話せた母親。

娘の抱えている問題に対して解決しようとするのではなく、全部受け止め「あなたはあなたのままでいいんだよ」「私はりさが大好きだから大丈夫。自信持ってていいよ」と、言葉をくれる存在だったようです。

そして、もうひとりは小学生の頃から習っていた日本民謡の先生。「あなたの声は本当にいい。絶対に民謡を続けたほうがいいよ」と、コンプレックスだった自分の声を認めてくれ、吉木さん自身も、自己表現ができる場であったことを明かしました。



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■出演中の番組で感じたこと

その後、芸能界で仕事をはじめテレビ出演してもSNSでは、吉木さんの声に「不快」「うるさい」などの書き込みを目にすることも多く、「芸能界でもネックになるんだ…」と苦悩した吉木さん。

しかし、現在出演中の『コレナンデ商会』(NHK Eテレ)で、吉木さんが担当するパペット・“キーウィちゃん”の声に、多くの子供たちが喜んでくれることや、ママたちからも応援の声も寄せられることで「一方では不快に思われて、一方ではこんなに喜んでもらえる」と、環境によって変わることを強く感じたようです。



■何度も伝えた「殺す必要はない」

「環境を変えれば、受け入れてくださったり、必要としてくださる方がいらっしゃるというのを気づけた」と語る吉木さんは、「自分自身を殺す必要はない」「環境を変える勇気をひとつだけ持っていれば、変わってくると思う」と、自分のコンプレックスは、時ととともに武器になることを伝えます。

続けて「自分を嫌いになる必要は決して、ない」「教室から出てみたら、世界は本っ当に広いので、自分の居場所をたくさん見つけてほしい」と、メッセージを送りました。

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(文/fumumu編集部・冬野 とまと

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