他人の「たった一言」が消えない 忘れたい言葉を頭から追い出すコツ
言葉がグサッと心に刺さって、なかなか抜けてくれない。どうすればトゲを抜けるの?
他人からの「一言」が、ずっと頭の中から消えてくれない。何度も同じ言葉が浮かんできては、気持ちが落ち込んでしまう。そんな経験ありませんか?
どうすれば、自分を苦しめる言葉を手放すことができるのでしょうか。忘れたい言葉を頭から追い出すコツを、fumumu取材班が聞いてきました。
①感情を認める
「相手の言葉で感じた自分の気持ちを、ちゃんと認めることが大切だと思います。『そんなことで傷ついてちゃダメだ』『いつまで引きずってるつもり?』って、自分を責めてしまうことってあるじゃないですか。
でも、自分の気持ちを一番理解してあげられるのは、自分のはずだから。どれだけ時間が経っても、傷ついたと思うなら、それが真実なんですよ。無理に忘れようとせずに、自分のケアに意識を向けたほうがいいと思います。
誰かに話を聞いてもらったり、時間やお金をかけてパーッとストレス発散したり、ときには専門家に頼ってカウンセリングを受けたり。自分の気持ちを自覚することで、前に進める場合もあると思います」(20代・女性)
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②言葉の裏を考える
「相手からぶつけられた言葉を、そのまま受け止めるのは危険だと思います。相手からしたら、その言葉になんの意味もないかもしれないし。ただ八つ当たりしただけとか、嫉妬から言葉で攻撃した可能性もありますよね。
私も、友達に『人生で苦労したことなさそう(笑)』と笑われたことがあって。すごく腹が立ったし、悔しかったけど…。そのとき、その子は仕事も恋愛もうまくいっていなかったみたいなんですよ。
それなのに私が楽しそうにしているのを見て、せめて言葉で傷つけたかったのかな? と思ったら、怒りや悔しさがスーッと消えていったんです。言葉の裏を考えてみると、たとえ相手の気持ちが想像でも『自分が傷ついてあげる必要はないや』と思えるんじゃないでしょうか」(20代・女性)