田村淳、聖火リレー続行に苦言 コロナ禍に死去した母への思いも吐露
田村淳さんがツイッター上で「なぜ聖火ランナーの楽しみだけ優先されるのか? みんな何かを断念している」と私見を述べて反響が集まる
お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さんが、公式ツイッターを更新。過去には自身がランナーに選出され、辞退した経緯もある東京五輪の聖火リレーについて持論を語り、注目を集めています。
■聖火リレーは「中止した方がよい」
田村さんは7日、ツイッター上で、人流を抑えなくてはならない時期の聖火リレーは「中止した方がよい」と思っていると発言。
聖火リレーを楽しみにしているという人からの抗議に対しても、「このコロナ感染の状況下で、何か断念した人はたくさんいる……なぜ聖火ランナーの楽しみだけ優先されるのか? みんな何かを断念している」と見解を述べています。
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■コロナ禍に亡くなった母への思い
さらに田村さんは、2020年の夏、コロナ禍で外出の自粛が叫ばれる中で亡くなった実母の闘病についても「病院で会いたい時にも会えず……」と回想。
亡くなった後も、「葬儀も少人数で、僕の奥さんや子供もたちも葬儀に参列できませんでした」と当時の状況を振り返り、「それぞれ人生で何かを犠牲にしているのが状況です。聖火ランナーの楽しみだけ優先されるべきではないと思います」と、聖火リレー続行に疑問を呈しています。
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