自分の意見を消してない? 「なんでもいいよ」から抜け出すヒント
「なんでもいいよ」とつい気持ちを押し殺してしまう…。自分の意見を伝えるには、どうすればいいのでしょうか?
相手に意見を求められたとき、いつも「なんでもいいよ」と自分の意見を押し殺していませんか?
それが本音なら問題はないですが、無理をして相手に合わせていると、いつか気持ちに限界が来てしまうかもしれません。
「なんでもいいよ」から抜け出すヒントを、fumumu取材班が聞いてきました。
①返事を焦らない
「『なんでもいいよ』って、とっさにポンと口から出てしまうことが多いんです。本当になんでもいいとは思っていなくても、考える時間を自分に与えないまま、反射的に言ってしまっているというか…。相手を待たせてはいけない! という気持ちが、無意識にあるんだと思います。
なんでもいいと返したあとで、やっぱりこれがよかった…と自分の気持ちに気づくこともあります。早く返事をしなくちゃ! と焦らずに、考える時間を作ることが大切なんでしょうね。
すぐに返事をしないと怒る人は、そうそういないと思うので…。『えーっとね…』『んー』など、考えていることをアピールすれば、焦ってパッとなにかを言ってしまうことも少なくなるんじゃないでしょうか」(20代・女性)
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②「苦手」を伝える
「私はそこまで自分の意見がハッキリしているタイプではなくて、本当に相手の意見に合わせて大丈夫! と思っていることのほうが多いんです。だから、本音として『なんでもいいよ』を使ってはいるんですけど…。
それだと、相手にすべて任せてしまうし、たまにそれだけは嫌だったー! とピンポイントで苦手なところをつかれることもあるので(笑)お互いのためにも、苦手なことは伝えるようにしています。
なにして遊ぶ? と言われたら、『人前で歌うの苦手だから、カラオケ以外がいいな』とか。なに食べる? なら、『ラーメンは気分じゃないから、それ以外がいいな』って。決まったあとで自分の意見を言えばよかった…と後悔することもなくなるので、おすすめですよ」(20代・女性)