元女子YouTuber、1週間で挫折した「女子としての大学生活」を語る

今では元女子YouTuberとして発信する奏太さんですが、大学入学時は「女子として生きていこう」と思っていたそう。

YouTube
(pressureUA/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

元女子・現男子のユーチューバー・奏太さんが、自身のメインチャンネル『かなたいむ。』(登録者数18万人)を更新。

「学校は全て女子として入学していました。【入学式・新生活】」と題した動画をアップし、その体験談が注目を集めています。


■女子として生きてくつもりだった大学時代

入学式、入社式シーズンに合わせて、自身の入学式について語り始めた奏太さん。「小中高大、全部女の子だった」そうで、「スカートを履くこと=自分が女の子だと身を持って知ること」だったために内心嫌に思いつつも、新しい制服姿を見る両親の顔が嬉しそうだったことなど、当時の複雑な心境を明かします。

そんな奏太さんの中で一番印象的だったのは大学の入学式。自身の性自認が男性であることは気づきつつも、隠して生きていかなきゃという気持ちがあったため、「女子として生きていこう」と決めて入学したと言います。ですが、化粧や女の子らしい私服姿に耐えられず、1週間で挫折することに。


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■1週間で挫折も友人が…

しかし、そんな奏太さんを救ったのが周囲の友人たち。入学したのが芸大(大阪芸術大学)だったこともあって、日常会話のなかで「果奈ってどっちなの?」「女の子が好きなのかなと思って」といった質問を、自然な温度感でしてくる人が多かったのです。

「すごくカミングアウトしやすい状況下に自然となってた」結果、奏太さん的には自分らしさ、個性を大切にできる大学生活を送れたようです。

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