承認欲求に支配されないで SNSの「イイネ!」に囚われないヒント
隙さえあればSNSを開いて、自分の投稿のいいね数をチェック。「なんだか疲れたな…」と感じているなら、SNSとの距離感を見直すタイミングかもしれません。
隙さえあればSNSを開いて、自分の投稿の「いいね数」をチェックしてしまう。そんな経験ありませんか? 日常生活に支障がなく、楽しい気持ちでSNSと付き合っているなら問題はありません。
ただ、「なにをしてもSNSが頭から離れない…」と感じているのなら、SNSとの距離を見直すタイミングかもしれません。いいねの数に囚われない方法を、fumumu取材班が聞いてきました。
①未来を想像する
「インフルエンサーに憧れて、フォロワーやいいねを増やすために試行錯誤していた時期がありました。楽しさもあったけど、それ以上に常に写真スポットを探したり、SNSチェックに時間を取られることに疲れを感じていて…。
時間をかけたおかげで確かにフォロワーは増えたけど、ふと『これ以上フォロワーを増やして、私はなにをしたいんだろう?』と疑問が出てきたんです。将来的にSNSを使ってやりたいこともないし、フォロワーが増えることでアンチコメントもちらほら出てきて。未来を想像して、なんだか虚しくなってしまったんですよね。
純粋にSNSを楽しんでいるならいいけど、疲れを感じているなら、いいねが集まった未来を想像してみてもいいと思います。その未来が自分にとって幸せだと思えないなら、どこかで力を抜いてあげるべきなんじゃないでしょうか」(20代・女性)
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②目の前のことを…
「私は、私生活で逃げたいことがあるときに、ついSNSの世界に逃げ込んでいたんです。仕事や人間関係で悩んでも、SNSのみんなはやさしかったから。フォロワーにいいねをもらったり、慰めてもらうことで、気持ちを癒していたんですよね。
ただ、いくらやさしくしてもらっても、現実世界の状況が好転することはなくて…。まずは目の前の課題と向き合わなくてはいけないんだと痛感したんです。
目の前のことから逃げずに対応しているうちに、少しずつSNSとの距離も離れていきました。今では、投稿のいいね数を常に確認しなくても平気なくらい、気持ちに余裕ができましたよ」(20代・女性)