「幸せ」のハードル、上がってない？　人生に満足するための考え方

「1日の過ごし方や自分自身に対して、100点満点を目指さなくなってから、私はとても気持ちが楽になりました。それまでは、すべてが原点式だったんです。

朝は100点で始まるのに、『メイクを失敗した』『うまく人と話せなかった』『仕事でミスした』と落ち込むことがあるたび点数が引かれて、帰宅する頃は40点くらい。寝るときに、いつも『今日も微妙な日だったな』と残念な気持ちになって…。点数を付けるたびに落ち込むから、もうなにも気にしないようにしようと思ったんです。

減点しそうになっても、最終的な点数を計算しないようにしました。そうすることで、『いろいろあったけど、まぁまぁな日だったな』と思えることが増えたんですよ。点数付けをやめたことで、ミスしても記憶に残りづらくなったんだと思います」（20代・女性）