「自己責任」で終わらせないで 自分を責める思考から抜け出すヒント
それって、本当に自分のせいですか? いつも自分を責めてしまう人に知ってほしいことを、fumumu取材班が聞いてきました。
期待通りの結果にならなかったとき、いつも「私のせいだ…」と自分自身を責めていませんか? ときには反省することも必要ですが、あまりにも自分を責めてばかりだと、いつかぺしゃりと心がつぶれてしまうかもしれません。
自分を責める思考から抜け出すヒントを、fumumu取材班が聞いてきました。
①書いて、読む
「自己嫌悪の気持ちが止まらなくなったら、気持ちを紙に書いて、ゆっくり読み返すようにしています。頭の中だけで考えていると、終わりがないんですよ。
自分を責める言葉ばかり浮かんできて、ずっとループしてしまうんですよね。紙に書いて、それを読むことで、客観的に自分が思っていることを受け止められます。
紙に書かれたことを読んでいるうちに、『自分のことを責めてばかりだけど、このミスは仕方ないよね』『また自分のせいにしてネガティブになってるな』と、冷静に自分のことを俯瞰できるようになりますよ」(20代・女性)
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②人間関係を見直す
「自己責任を押し付けてくる人が周りにいないか、確認してみるのもいいと思います。自分のせいだと思っていることが、実は周りにそう思わされている可能性もあるから。
私も、ひとりの知人と距離を置いたことで、必要以上に自分を責めなくなりました。他の人はなにも言ってこないことを、その人は『あれはよくなかったかもね』『もうちょっと周りを見たほうがいいと思うけどな~』と、笑いながら言ってくるタイプだったんです。最初は驚いたけど、聞いているうちにだんだん自分が悪いんだと思うようになって…。
今思うと、うまくコントロールされていたと思います。一緒にいてネガティブな気持ちになる人なら、自分を守るためにも、関係性を見直したほうがいいんじゃないでしょうか」(20代・女性)