「元気を出して」と伝えたいなら 大切な人を励ます3つのヒント
目の前の人が落ち込んでいるとき、なんて声をかけたらいい? アドバイスは不要かも!
大切な人が落ち込んでいるとき、「なにを言ったらいいんだろう…」と悩んでしまったことはありませんか? 元気を出してほしいと願いつつ、気持ちの押しつけはしたくない。どうすれば、相手にそっと寄り添うことができるのでしょうか。
大切な人を励ますヒントを、fumumu取材班が聞いてきました。
①聞き出さない
「学校の人間関係で悩んでいたとき、態度を変えずいつも通り接してくれた子に、私はすごく励まされました。私が揉めていることは周りも知っていたので、野次馬根性でいろいろ聞いてくる子もいたんです。
私を心配しているんじゃなくて、自分の好奇心を満たすために無理に話を聞き出そうとする態度に、本当に疲れてしまって…。そんな中で、ひとりだけ私が話し始めるまでなにも聞いてこない子がいたんですよね。
トラブルを忘れられるその子の普段通りの態度に、とても元気をもらいました。聞かない優しさも、ときには必要なんだと思います」(20代・女性)
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②言葉なしでOK
「親しい人が落ち込んでいると、つい『なにか言わないと!』と言葉で励ましてあげたくなるけど…。無理に言葉をかけなくても、大丈夫だと思います。
落ち込んでいるときって、人からの言葉を受け取るキャパがないから。余裕がないと、心配して言ってくれていることが説教に聞こえてしまうんですよね。
なにか言おうとせずに、相手が話し始めたら、ただ黙って聞いてあげればいいと思います。私だったら、いろいろ言ってくる相手より、こちらの話を真剣に聞いてくれる人に相談したいです」(20代・女性)