「捨てられない」のはなぜ? 物を溜め込んだことのある人の体験談
物を溜め込んだ経験のある人に、捨てられなかった理由と対処法を聞いてきました!
いつの間にか物を溜め込んで、気づいたら収納がパンパンに…。なかなか物を捨てられないのは、なにか理由があるのでしょうか?
物を手放すことが苦手な人に、捨てられない理由と解決策を聞いてきました。
①物ありきの価値
「一時期、自分の価値が物ありきになってしまったことがありました。ブランドのバッグを持っているから、高い洋服をゲットできたから、私は大丈夫! って。今思うと、人の持っている物や洋服をジャッジする子が周りに多くて、合わせるのに必死だったんだと思います。
道を歩いている人を見て、『あの服はないわ~』『安っぽい靴を履いているのはありえない』って、当たり前のように言う子たちだったので…。その価値観に染まっていたんですよね。だんだんと疎遠になってから、自分が本当に欲しいと思って買ったものが手元にないことに気づいて。
ショックだったけど、目が覚めてよかった! と思ってほとんど売るか、売れないものは思い切って捨てたんです。すごくスッキリしたし、自由になったー! って感じがしました。これを持っていないと自分なんてダメだ! と意地になっていないか、考えてみてもいいと思いますよ」(20代・女性)
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②もったいない精神
「せっかくお金を出して買ったのに、捨てるなんてもったいない! と思って、つい物を溜め込んでしまう性格なんです。もう使わないとわかっていても、買ったときの値段を思い出すと手放せなくて…。
ただ、捨てないことで、むしろ無駄遣いをしているとハッとしたんです。物が増えることで、自分が持っている物を把握しきれずに、同じ物を買ってきてしまったり。物が多すぎて一つひとつに愛着がわかずに、雑に扱って結局壊してしまったり…。
自分が把握できるくらいの物を、長く愛用するほうが、結果的にはお得なんだと気づいたんですよね。物の置き場所がわかるように収納をスッキリさせたら、余計な買い物もグッと減りました」(20代・女性)