香取慎吾、民放ドラマ復帰記念! 出演作人気ベスト5

『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』で民放ドラマに5年ぶりに返ってくる香取慎吾さんの出演作ベスト5をチェック!

■『未成年』(1995年)

野島伸司さんが脚本を手がけた大ヒットドラマ。タイトル通り、登場する主要人物5名は全員が「未成年」で、目の前の現実にもがきながらも生きていく彼らの姿を描いています。香取さんは、この主要5名の中の、通称「デク」と呼ばれる、心がとても純粋な知的障害者役を演じています。ところがデクは、本人の意図せぬところで、銀行強盗事件を起こしてしまい…。

この非常に繊細で難しい役どころを、見事演じきった香取さん。「俳優・香取慎吾」の実力を世に知らしめた1作品といっていいでしょう。


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■『ドク』(1996年)

「デク」だった香取さんが、翌年に扮したのは、ベトナム人の「ドク」。香取さんが元来持つエキゾチックな雰囲気と、カタコトの日本語でとつとつと話す様が、見事にはまった当たり役とも呼び声の高いベトナム人青年グェン・フォン・ドク。

その香取さん演じるドクと、安田成美さん演じる日本語教師・長瀬雪との淡い恋を描いたラブストーリーです。脚本は、2019年に紫綬褒章を受賞した岡田惠和さん。国境を越えた切ない恋物語に、胸を焦がしたファンも多いそう。


■『薔薇のない花屋』(2008年)

『未成年』以来、脚本を手がけた野島伸司さんと、香取さんが再びタッグを組んだ人間ドラマ。香取さんは、男手ひとつで娘を育てながら、花屋を経営する主人公・汐見英治役を務めています。

女の子を持つ父親で、お花屋さんという庶民的なキャラクターを演じる香取さんも新鮮ですが、タイトル通り、棘のある薔薇をけして売ろうとしない英治の、頑ななまでに持つ過去の傷を忠実に表現する香取さんは、やはり穎脱。どこか陰のある市井の人をさらりと演じ切る香取さんに、脱帽すること間違いなしです。

こうしてみると、香取さんは本当にマルチな才能を発揮しているスーパースターだと、感心せざるをえません。

『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』の万丞渉は、「ワケあり」の捜査官だとされていますが、はたして香取さんは、どんな「ワケあり」人物を私たちに見せてくれるのでしょうか?

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(文/fumumu編集部・尾藤 もあ

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