カンニング竹山、店長の経験から「履歴書」の性別・年齢・写真欄撤廃に持論
『ABEMA Prime』では、履歴書の性別・年齢・顔写真の必要性について取り上げました
コロナ禍で巻き起こった「ハンコ不要論」。賛否両論の意見が飛び交いましたが、主要自治体のおよそ8割がすでに廃止方針を決定、または検討しているといいます。
“脱・ハンコ”が進むなか、ハンコ以外にもFAX・固定電話・オフィスなど、本当に必要か? と多くのアイテムで議論がされるなか、不要論”で物議を醸しているのが「履歴書」の性別欄・写真欄・年齢欄。
先日放送された『ABEMA Prime』(ABEMA)では、就職だけではなく、昨年の転職者は過去最多となる351万人と利用者が増えている履歴書について取り上げました。
■性別・年齢・顔写真
現在多く使われている履歴書には「性別欄・写真欄・年齢欄」の3つを明記する欄があるものがほとんど。現在、年齢・性別・容姿などでの就職差別に繋がるとして、国勢労働省に署名を提出し、撤廃を求める動きが出ています。
人権ジャーナリストの外川浩子さんは「履歴書だけの判断ではなく、対面の面接で会話を交わすことで、人となりや能力を見てもらえる機会は与えてもらえる。今はその機会すら与えられていない状態なので、すごく問題だと思っている」と、撤廃を求めています。
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■日本では賛否両論
実際に海外では、公正な先行を行うため、履歴書で性別・年齢・国籍を問うこと、顔写真の添付は禁止(雇用機会均等法)している国も少なくありません。
しかし日本では、3つの欄をなくすことで「差別やバイアスがかからない」と賛成意見がある一方で「本人確認のために必要」「第一印象としては重要」などの否定的な意見もあがっています。